
イランが米国との交渉で、凍結資金240億ドルの解除を求めていることが分かった。合意が発表されれば、資金全体の半分を直ちに使えるようにするよう求めている。
5月26日に暗号資産(仮想通貨)専門メディアのオデイリーが伝えた。イランのタスニム通信は交渉団に近い関係者の話として、イランが米国と14項目の了解覚書案を巡って交渉を進めていると報じた。
報道によると、イランは交渉の過程で240億ドル規模の凍結資金の解除を要求している。このうち半分に当たる120億ドルは合意発表と同時に使用可能とし、残る資金は60日以内に移転するよう求める立場を崩していない。
この関係者は、モハンマド・バゲル・ガリバフ国会議長のカタール訪問もこの問題に関係していると説明した。ガリバフ議長は、最初の120億ドルを確保する方式や、資金移転の障害を取り除く方策を協議するためカタールを訪れたという。
イランは、過去に韓国とカタールで凍結されていた資金を巡る合意で生じた問題を繰り返さない構えだ。このため今回の交渉では、資金を使える時点と移転手続きを具体的に確定することに焦点が当たっている。
関係者は、ドーハで進んだ協議について「全般的に良好だった」と語った。今回の協議は、米国側とのより広範な交渉の進展にもつながったとしている。
ただ、イランは米国を依然として「信頼できない当事者」とみている。市場では、凍結資金の解除に加え、ホルムズ海峡や核交渉などの争点が絡んでいるため、米イラン交渉を巡る報道が国際原油相場やリスク資産の投資心理に引き続き影響を与えるとみている。

Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.


