ブータン、700万ドル相当のビットコイン移動 アーカム「売却の可能性」
Minseung Kang
期間別予測トレンドレポート



ブータン政府に関連するウォレットから700万ドル相当のビットコイン(BTC)が移動した。ブロックチェーン分析会社アーカム・インテリジェンス(Arkham Intelligence)は、別の主体への移転や売却につながる動きの可能性があると分析した。
アーカムは5月25日、X(旧ツイッター)への投稿で、ブータンがビットコイン90BTCをセグウィットアドレスに移したと明らかにした。移動した資産の規模は約700万ドルにのぼる。
同社は、セグウィットアドレスへの移転について、ビットコインを別の主体に引き渡すか、売却するための動きである可能性があると説明した。ただ、ウォレット間の移動だけで実際の売却があったかどうかは判断できない。
アーカムによると、ブータンは2026年初めから現在までに、自前のウォレットからセグウィットアドレスへ総額2億3739万ドル相当のビットコインを移した。現在の保有額は2億3318万ドル相当と集計されている。
今回の移動は、大口保有主体によるビットコイン売却への警戒が市場で強まるなかで明らかになった。アーカムはこれに先立ち、ブラックロック(BlackRock)が前週に10億1000万ドル相当のビットコインを売却したと分析していた。
政府や機関のウォレット移動は、短期的な需給の変動要因になりうる。もっとも、オンチェーン上の移動には、カストディー体制の変更や内部ウォレットの再配置、売却準備など複数の可能性があるため、実際に取引所で売却したかどうかをあわせて見極める必要がある。

Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.
