ブラックロック、先週にビットコイン10億1000万ドル売却 アーカム「誰が買っているのか」
Minseung Kang
概要
- アーカム・インテリジェンスは、ブラックロックが先週、総額10億1000万ドル規模のビットコインを売却したと明らかにした。
- バイナンスのビットコイン純流入は約10日間続き、売却の可能性または防御的なポジション調整のシグナルと受け止められている。
- 市場では、大手機関の売りを伴う流れが続けば、短期的な需給負担が強まるとみられている。
期間別予測トレンドレポート



ブラックロック(BlackRock)が先週、10億ドル規模のビットコイン(BTC)を売却したとの分析が浮上した。機関投資家の資金フローを巡る警戒感が強まるなか、市場の関心はこの売りを誰が吸収しているかに集まっている。
5月25日、ブロックチェーン分析会社アーカム・インテリジェンスはX(旧ツイッター)への投稿で、「ブラックロックは先週、毎日ビットコインを売却していた」と指摘した。
アーカムによると、ブラックロックの先週のビットコイン売却額は総額10億1000万ドルに達した。あわせて「ブラックロックが売っているなら、誰が買っているのか」と問いかけた。
今回の分析は、ビットコインが地政学的緊張の高まりとリスク資産安を背景に調整局面にあるなかで示された。これに先立ち、主要取引所バイナンスではビットコインの純流入が約10日間続いていた。取引所への流入増加は通常、売却の可能性や防御的なポジション調整のシグナルと受け止められる。
もっとも、ブラックロック関連のビットコイン移動には、上場投資信託(ETF)の資金流出入やカストディーウォレットの調整、償還対応など複数の要因が絡む可能性がある。ウォレットの移動だけで、機関投資家が市場で直接売却する意図を断定するのは難しい。
大手機関の売りを伴う動きが続けば、短期的な需給の重荷になりやすい。一方で、こうした売り物を長期投資家や別の機関が吸収すれば、相場の下押し圧力は限られる可能性がある。

Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.
