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「過度な譲歩」批判拡大でトランプ氏反論 対イラン核協議「まだ終わっていない」

出典
Korea Economic Daily

概要

  • ドナルド・トランプ米大統領は、イランとの核協議はまだ終わっておらず、「過度な譲歩」との懸念を一蹴した。
  • トランプ大統領は、オバマ政権時代のイラン核合意とは異なり、イランに巨額の現金を提供したり、核兵器開発への道を開いたりする内容ではないと強調した。
  • 米メディアによる了解覚書(MOU)草案の報道と、共和党内の「拙速な合意」への批判が強まるなか、トランプ大統領が速度調整を通じて米国により有利な条件を模索しているとの観測が出ている。

期間別予測トレンドレポート

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写真:UkrPictures/Shutterstock
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ドナルド・トランプ米大統領は、イランとの核協議はまだ終わっていないとし、「過度な譲歩」との懸念を打ち消した。

トランプ大統領は5月24日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に「イランと合意することになれば、それは良好で適切な合意になる」と投稿した。オバマ政権が結んだ合意のように、イランに巨額の現金を提供したり、核兵器開発への道を開いたりするものではないとも書き込んだ。

進行中の協議については「我々の合意はそれとは正反対だ」としたうえで、「まだ誰もその内容を見ておらず、知ってもいない」と指摘した。交渉はなお完全にはまとまっていないとの認識を示した格好だ。

さらに「何も知らない事案を批判する人々の言葉に耳を貸すな」と投稿し、「何年も前にこの問題を解決すべきだった前任者たちとは違い、私は悪い合意はしない」と強調した。

これに先立ちトランプ大統領は同じ5月24日、交渉チームに対し、合意を急がないよう指示したとの内容もSNSに投稿していた。

こうした慎重姿勢の背景には、米メディアが両国の了解覚書(MOU)草案の内容を相次いで報じたことがある。報道された草案の柱は、60日間の停戦延長でホルムズ海峡を開放し、その期間中にイランの核開発阻止を主要議題に追加交渉を進める2段階方式だ。

これに対し、トランプ大統領の側近であるリンジー・グラム共和党上院議員(サウスカロライナ州)は、イランが域内で相当な影響力を確保しかねないと懸念を示し、事実上の批判的立場をとった。与党・共和党内でも「拙速な合意」を警戒する声が出ている。

米政界では、共和党内の批判が続くなか、トランプ大統領が土壇場で速度を調整し、米国により有利な条件を引き出そうとしているのではないかとの見方が出ている。

シン・ヨンヒョン 韓経ドットコム記者 yonghyun@hankyung.com

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