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トランプ氏の説明にイラン反論、「ホルムズ海峡はイランが管理」【イ・サンウンのワシントン・ナウ】

出典
Korea Economic Daily

概要

  • イランは、潜在的な合意が成立しても ホルムズ海峡 は引き続き イランの管理 下に置かれると伝えた。
  • イランは 海峡管理船舶通航許可 を独占的に行い、自由通航 の状態ではない点を明確にしたと説明した。
  • イランは、今回の協定が成立すれば 250億ドル 規模の 海外凍結資産 が解除されると期待していると伝えた。

期間別予測トレンドレポート

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写真:Shutterstock
写真:Shutterstock

ドナルド・トランプ米大統領が5月23日(現地時間)、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で、イランとの和平合意について「大筋で終えており、最終確定の手続きだけが残っている」と投稿した。これに対し、ホルムズ海峡がどのような状態に戻るのかを巡って、米国とイランの認識の差が表面化している。

イランのファルス通信は5月23日、「トランプ大統領が主張するホルムズ海峡の従来状態への復帰は事実と異なる」と報じた。トランプ氏の「海峡が元の状態に戻る」との説明について、取材の結果、事実ではないことが確認されたとしている。

同通信は、最新の交換文書によれば、潜在的な合意が成立してもホルムズ海峡は引き続きイランの管理下に置かれると伝えた。イランが戦争前の水準まで通航船舶数を認めることで合意したとしても、それは戦争前の「自由通航」を意味しないとも説明した。

さらに、海峡の管理、航路の決定、通航時間、通過方式、許可の発給は、引き続きイラン・イスラム共和国の排他的かつ慎重な管理下に置かれると強調した。そのうえで、トランプ氏の主張は不完全で、事実とも合致していないと批判した。

これは、イランが今後も海峡の安全管理を名目に、実質的な通航料の仕組みを維持する考えを示した内容と読める。イランが許可しない船舶は通過できないことになり、イスラエルをはじめ、イランと敵対関係にある他国の船舶もこの海域の通航で困難に直面しかねない。国際水路の通航原則とは大きく異なる。

ファルス通信は、トランプ大統領がこれまでイラン核計画を巡る交渉を、あらゆる合意の主要かつ不可分の条件の一つとして提示してきたものの、イランはいかなる約束もしておらず、核問題は現段階で議論されていないとも付け加えた。

同通信はまた、米当局者がイランに送った複数のメッセージで、トランプ氏のSNS投稿は主として米国内のメディア消費や宣伝を目的としたものだと認め、こうした発言に注意を払わないよう勧告したと主張した。ただ、実際に米当局者がそのような発言をしたかどうかは定かでない。トランプ氏の発言の意味合いを弱めるための、イラン側の宣伝戦の一環である可能性もある。

イラン側はまた、今回の協定が成立すれば、250億ドルに上る海外凍結資産が解除されると期待している。

イランは今回の交渉結果を自国の勝利だと訴えている。イラン外務省のエスマイル・バガエイ報道官はXに、ササン朝のシャープール1世がローマ皇帝を破った勝利を刻んだ石造レリーフの写真を投稿し、「イラン人が妄想に陥った侵略者を打ち砕いた時」と書き込んだ。

バガエイ氏は「ローマ人はローマが世界の中心だと考えていたが、イラン人がその妄想を打ち破った」と主張した。さらに「皇帝は現実を受け入れるしかなかった」として、トランプ氏も現実を受け入れざるを得なかったと訴えた。

ワシントン=イ・サンウン特派員 selee@hankyung.com

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