連休明けの韓国株、KOSPIは8000定着を試す展開 NH投資証券は7200〜8500を予想
期間別予測トレンドレポート


NH投資証券は、5月26〜29日の韓国総合株価指数(KOSPI)が8000の定着を試す展開になるとみている。

韓国の証券業界では、今週(5月26〜29日)のKOSPIが「8000台」への定着を探るとの期待が強まっている。
NH投資証券は5月24日、今週のKOSPIが7200〜8500で推移するとの見通しを示した。KOSPIは前週5月22日、前営業日比32.12ポイント(0.41%)高の7847.71で取引を終えた。韓国株式市場は変動の大きい相場を経て、5月25日の釈迦誕生日の振り替え休日で休場する。
NH投資証券のナ・ジョンファン研究員は、サムスン電子の労組ストなどを受けて足元の株価変動性は高まったと指摘した。一方で、変動相場で結局見極めるべきなのは業績とバリュエーションだと分析した。5月19日にKOSPIが取引時間中に7053ポイントまで下げた局面では、予想PER(株価収益率)は7.8倍と歴史的な低水準にあったという。
同氏は、4〜6月期決算シーズンが近づくほど、市場の関心はマクロの不確実性からファンダメンタルズへ移るとみる。業績モメンタムが改めて注目され、割安感とあわせて株価は上昇の勢いを取り戻すと見通しを示した。
デシン証券のイ・ギョンミン研究員も、今後、米国とイランの間で終戦協定がまとまり、ホルムズ海峡の通航が再開されれば、国際原油価格は1バレル=80ドル台前半まで下がる可能性があると指摘した。その過程で債券利回りとドル相場の安定が続き、世界の金融市場でリスク選好が持ち直すとみている。KOSPIも4〜6月期決算シーズンと重なり、弾力的な上昇を示すと予想した。
市場では、今週上場する単一銘柄のレバレッジ型・インバース型ETFに関心が集まっている。
ナ研究員は、5月27日にサムスン電子やSKハイニックスなどを対象とする単一銘柄のレバレッジ型・インバース型ETF16本が韓国で初めて同時上場すると説明した。エヌビディアの好決算を受け、人工知能(AI)半導体を巡る投資心理が良好なだけに、待機需要はかなりあるとみている。
あわせて、既存のレバレッジETFと需給が重なるため、指数の方向感に与える影響は限定的だとした。ただ、終値の変動性を高める要因にはなり得ると付け加えた。
足元の韓国株を押し下げてきた主因がインフレ懸念であるだけに、5月28日に発表される米国の4月個人消費支出(PCE)物価指数にも注目が集まる。ナ研究員は、市場予想ではコアPCEが前年同月比3.3%上昇し、3月の同3.2%上昇からやや伸びると説明した。ただ、コア消費者物価指数(CPI)の上昇幅と同じ0.1ポイントの上昇にとどまる見込みで、物価不安が一段と強まる可能性は大きくないと語った。
イ・ス 韓経ドットコム記者 2su@hankyung.com

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