イラン連携のテロ容疑者、イバンカ氏暗殺計画が発覚
概要
- イラン革命防衛隊(IRGC)とつながるテロ容疑者が、イバンカ・トランプ氏の暗殺を計画していたと報じられた。
- アルサディ容疑者は2400万ドルのフロリダ州の自宅の設計図を入手し、Xに警告文を投稿していたという。
- アルサディ容疑者は、米国と欧州各地でBNYメロン、米国領事館、ユダヤ教会堂などを狙った18件のテロと暗殺未遂で起訴された。
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ドナルド・トランプ米大統領の長女イバンカ・トランプ氏を狙った、イラン革命防衛隊(IRGC)とつながるテロ容疑者の暗殺計画が発覚した。ニューヨーク・ポストが5月22日に報じた。6年前に米軍の無人機攻撃で死亡したイラン革命防衛隊コッズ部隊のカセム・ソレイマニ司令官の殺害に対する報復という。
同紙によると、イラク国籍のモハマド・バケル・サード・ダウド・アルサディ容疑者は5月15日にトルコで逮捕され、米国に身柄を引き渡された。米司法省は、米国と欧州各地で18件のテロと暗殺未遂を起こしたとして起訴した。
捜査の結果、アルサディ容疑者はイバンカ氏を殺害し、トランプ一族に報復する考えを公然と口にしていたことが分かった。同容疑者は、イバンカ氏と夫のジャレッド・クシュナー氏が住む2400万ドルのフロリダ州の自宅の設計図を入手していた。交流サイト(SNS)のXには現地の地図とともに、アラビア語で「シークレットサービス(SS)もお前たちを守れない」「我々の復讐は時間の問題だ」との警告文も投稿していた。
在ワシントンのイラク大使館で元武官を務めたエンティファド・カンバル氏は、ソレイマニ司令官の死後、アルサディ容疑者が「トランプが我々の家を焼いたように、我々もイバンカを殺してトランプの家を焼かなければならない」と話していたと明らかにした。アルサディ容疑者はソレイマニ司令官を父親のように慕っていたという。イラクの武装組織カタイブ・ヒズボラとイラン革命防衛隊の双方で活動した中核工作員とされる。宗教旅行会社を装ってイラク政府の公用旅券を取得し、これを使って世界各地のテロ組織と接触していたとされる。
米司法省によると、アルサディ容疑者は3月にオランダ・アムステルダムでのBNYメロンへの火炎瓶投擲、カナダ・トロントの米国領事館への銃撃、ベルギー・リエージュのユダヤ教会堂への爆弾テロなど、複数の犯行を企画し主導した。正統派ユダヤ教に改宗したイバンカ氏の宗教的背景も、標的となった主因の一つとみられる。
アルサディ容疑者は現在、ブルックリンのメトロポリタン拘置所(MDC)で独房に収容されている。ニューヨーク・ポストは、同施設には米ヘルスケア企業の最高経営責任者(CEO)殺害犯ルイジ・マンジオーネ受刑者や、ニコラス・マドゥロ前ベネズエラ大統領らも収監されていると伝えた。ホワイトハウスは今回の暗殺計画について公式なコメントを出していない。

Doohyun Hwang
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