暗号資産4プロジェクトが2日で運営終了、ゼロネットワークも
期間別予測トレンドレポート



ガス代のかからないイーサリアムのレイヤー2(L2)をうたっていたゼロネットワーク(Zero Network)が、運営終了を発表した。暗号資産市場の低迷が続くなか、プロジェクトの終了が相次いでいる。
暗号資産専門メディアのザ・ブロックが5月22日に伝えたところによると、ジェリオン(Zerion)が開発したゼロネットワークは、サービス開始から約1年6カ月で運営を終える。
ゼロネットワークのチームはX(旧ツイッター)で、運営を終了し、今後はジェリオンのAPIとウォレット事業に注力すると明らかにした。
ゼロネットワークは2024年11月に立ち上げたイーサリアム基盤のL2プロジェクト。当時は「完全にガスレスなEVM互換ロールアップ」と位置づけ、利用者体験の改善と普及拡大を目標に掲げていた。
一方でチームは、独立したブロックチェーンの運営はこの構想を実現する最適な手段ではなかったと認めた。今後は、実際の利用者基盤があるAPIとウォレット事業に資源を振り向けるという。
プロジェクト側は利用者資産の安全性を強調し、7月末までにNFTやETH、そのほかのトークンを外部ネットワークにブリッジするよう勧告した。ゼロネットワークへの新規ブリッジはすでに停止している。
足元では、暗号資産プロジェクトの運営終了が続いている。ザ・ブロックによると、同じ5月22日にはクロスチェーンインフラのエバークリア(Everclear)も、中核UIやプロトコル、財団、リサーチ組織の運営終了を発表した。
前日の5月21日には、イーサリアムインフラ企業のシンジケートラボズ(Syndicate Labs)と、暗号資産カードゲームのファンタジートップ(Fantasy.top)もサービス終了を公表した。
この結果、直近2日間で運営終了を発表した暗号資産プロジェクトは少なくとも4件に増えた。一部のプロジェクトは、市場低迷と事業継続性の悪化を主因として挙げている。

Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.
