ギャラクシーとビットゴー、12億ドル買収破談で法廷対決 破談責任巡り攻防
Minseung Kang
概要
- ギャラクシー・デジタルとビットゴーが、約1億ドル規模の契約破棄責任を巡って法廷闘争を続けていると伝えた。
- ビットゴーは、ギャラクシー・デジタルが米当局の調査に関する内容を隠し、取引成立に向けた合理的な努力を尽くさなかったと主張した。
- ビットゴーは少なくとも1億ドルのリバース・ブレークアップ・フィー、またはそれを上回る法的損害賠償を請求する姿勢を維持しており、大手暗号資産企業間のM&A契約の責任範囲を巡る代表的な事例になる可能性に注目が集まっていると伝えた。
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暗号資産金融会社ギャラクシー・デジタルとカストディー企業ビットゴー(BitGo)が、約1億ドル規模の契約破棄を巡る責任を巡って法廷で争っている。両社は2021年に進めた12億ドル規模の買収・合併(M&A)が破談となって以降、対立が続いてきた。
5月22日付のブルームバーグ報道によると、ビットゴーは今回の裁判で、ギャラクシー・デジタルが取引成立に向けた合理的な努力を尽くさず、米当局の調査に関する内容も隠していたと主張した。
ビットゴーは、こうした問題が合併成立の可能性に影響した可能性があると強調している。
ギャラクシー・デジタルは2021年、ビットゴーを約12億ドルで買収すると発表した。当時、ビットゴーの共同創業者で最高経営責任者(CEO)のマイク・ベルシェ氏は、ギャラクシーの副CEO兼取締役に加わる予定だった。
しかし、ギャラクシー・デジタルは2022年8月に買収契約の終了を宣言した。同社はその際、ビットゴーが契約で求められた2021年度の監査済み財務諸表を期限内に提出できなかったと説明し、契約破棄に伴う違約金を支払う義務はないと主張した。
これに対し、ビットゴーはギャラクシー・デジタルが少なくとも1億ドルの「リバース・ブレークアップ・フィー」を支払うべきだと反論している。ビットゴーは2022年以降、この金額またはそれを上回る法的損害賠償を請求する姿勢を維持してきた。
市場では、今回の訴訟が大手暗号資産企業同士のM&A契約における責任範囲を巡る代表的な事例になる可能性に注目が集まっている。

Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.
