概要
- ニューヨーク株式市場では、国際原油相場の下落を支えに ダウ工業株30種平均、S&P500種株価指数、ナスダック総合株価指数 がそろって上昇して引けた。
- ブレント先物、WTI先物、米10年物国債利回り がそろって下落し、市場に影響した。
- エヌビディア は下落した一方、IBM など量子コンピューティング関連銘柄は急騰した。CMEグループのフェドウオッチ・ツール では、12月の FOMC で政策金利を 3.75〜4%% に引き上げる可能性が最も高く集計されている。
期間別予測トレンドレポート



5月21日のニューヨーク株式市場は、国際原油相場の下落を支えに上昇して取引を終えた。もっとも、米国とイランの協議を巡る不透明感が改めて強まり、上げ幅は限られた。
ダウ工業株30種平均は前日比276.31ドル(0.55%)高の5万0285.66ドル、S&P500種株価指数は12.75ポイント(0.17%)高の7445.72、ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は22.74ポイント(0.09%)高の2万6293.10でそれぞれ終えた。
相場を終日左右したのは米・イラン協議の行方だった。午前は、イランの最高指導者アヤトラ・モジタバ・ハメネイ師が濃縮ウランの国外搬出禁止を指示したと伝わり、相場の重荷となった。午後に入ると、外交交渉が妥結に向かう可能性が意識され、市場の雰囲気は持ち直した。
国際原油相場と米国債利回りも午後に下落した。7月物の北海ブレント先物は前日比2.32%安の1バレル=102.58ドル、7月物の米WTI先物は1.94%安の96.35ドルだった。
米金融情報サイトのインベスティング・ドットコムによると、米10年物国債利回りは前日比0.013ポイント低い4.577%で推移している。
個別銘柄ではエヌビディア(NVIDIA)が1.8%下落した。前日の通常取引終了後に市場予想を上回る1〜3月期決算を発表したが、市場は一段のサプライズを期待していた。
米政府による量子コンピューティング向け補助金支給を材料に、関連銘柄は急騰した。IBMも12.4%上昇した。
CMEグループのフェドウオッチ・ツールでは、米連邦準備理事会(Fed)が12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)定例会合で政策金利を3.75〜4%に引き上げる確率が41.9%と最も高い。
ハン・ギョンウ 韓経ドットコム記者 case@hankyung.com

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