概要
- トランプ大統領とネタニヤフ首相がイラン終戦交渉案を巡り、電話会談で激論を交わしたと伝えられた。
- 市場では、両首脳の対立が今後の中東情勢と国際原油相場、リスク資産の投資心理に影響する可能性に注目が集まっている。
- 最近の市場は米国とイランの終戦交渉期待感を背景に安心ラリーを見せていたが、米国とイスラエルの立場の違いが改めて浮上していると報じられた。
期間別予測トレンドレポート



トランプ米大統領とネタニヤフ・イスラエル首相が、イランとの戦争終結に向けた交渉案を巡って緊迫した電話協議を交わしたと伝わった。イスラエルでは、米国とイランの合意がイランの核能力への追加攻撃を阻みかねないとの懸念が強い。
5月22日付の米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、両首脳は5月20日の電話会談で、イランとの戦争終結に向けた交渉を巡り激論を交わした。
WSJは複数の関係者の話として、ネタニヤフ首相が米国の対イラン交渉案に強い不満を示した一方、トランプ大統領は外交的な解決の必要性を訴えたと報じた。
イスラエルはこれまでも、イランが核計画の解体に関する合意を実際には履行しないとの懐疑的な見方を示してきた。ネタニヤフ首相は今回の電話会談に加え、これに先立つ5月18日の電話協議でも同様の懸念を改めて伝えたという。
市場では、今回の対立が今後の中東情勢や国際原油相場、リスク資産への投資心理を左右する要因になり得るとの見方が出ている。足元の市場は米国とイランの終戦交渉への期待を背景に安心感が広がっていたが、交渉を巡る米国とイスラエルの立場の違いが改めて浮上した。

Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.
