概要
- 米国債利回りの低下と国際原油相場の急落を受け、ニューヨーク株式市場の主要3指数はそろって反発して引けた。
- エヌビディア、AMD、インテルなどハイテク株と半導体株が買われ、フィラデルフィア半導体株指数は4.5%%上昇した。
- エヌビディアは売上高、データセンター部門売上高、調整後1株利益(EPS)がいずれも大幅に伸び、第2四半期の売上高見通しとして910億ドルを示した。
期間別予測トレンドレポート



米国債利回りの上昇と国際原油相場の急騰が一服し、ニューヨーク株式市場では主要3指数がそろって反発した。取引終了後に発表されたエヌビディアの好決算も、ハイテク株への投資心理を押し上げた。
5月20日のニューヨーク証券取引所(NYSE)で、ダウ工業株30種平均は前日比645.47ドル(1.31%)高の5万9.35ドルで終えた。S&P500種株価指数は79.36ポイント(1.08%)高の7432.97、ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は399.65ポイント(1.54%)高の2万6270.36で引けた。
このところ相場の重荷となっていた米国債利回りは低下した。前日に5.20%台まで上昇し、2007年以降で最高をつけた米30年債利回りは、この日6bp(1bp=0.01%)超低下して5.114%となった。世界の債券市場で指標となる米10年債利回りも10bp下がり、4.569%をつけた。
国際原油相場も下落した。7月物の北海ブレント先物は前日比5.63%安の1バレル105.02ドル、米WTI先物は5.66%安の98.26ドルで取引を終えた。
原油安の背景には、米国とイランの協議進展への期待がある。トランプ米大統領は5月20日、「イランとの交渉は最終段階にある」と語った。イラン外務省も、米国側の提案を検討していると明らかにした。
業種別では、ハイテク株と半導体株の上昇が目立った。エヌビディア(NVIDIA)は決算期待を背景に1.3%上昇した。AMDとインテル(Intel)はそれぞれ8.1%、7.4%急伸した。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)も4.5%上げた。
取引終了後に決算を発表したエヌビディアは、会計年度第1四半期(2〜4月)の売上高が816億2000万ドルだったと発表した。前四半期比で20%、前年同期比で85%増えた。データセンター部門の売上高は752億ドルと前年同期比92%増となり、全体の増収をけん引した。調整後の1株利益(EPS)は1.87ドルで、市場予想の1.76ドルを上回った。
同社は第2四半期の売上高見通しとして910億ドルを示した。
キム・ヨンジ 韓経ドットコム記者 kongzi@hankyung.com

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