【分析】イーサリアム大口アドレス減少、2000ドルの支持線に警戒
Suehyeon Lee
概要
- 直近2カ月で、1万ETH以上を保有するイーサリアムのクジラアドレス約60件が、残高を空にするか統合したという。
- 大口保有者の動きについて、機関投資家の利益確定や資産の再配分、リスクを減らしていることを示し、中期的な確信が弱まっていると分析した。
- クジラアドレスの減少と取引所流入の増加が重なり、短期的な売り圧力が続く可能性があるとして、2000ドルの心理的支持線を非常に慎重に見ていると伝えた。
期間別予測トレンドレポート



イーサリアム(ETH)の大口保有者の間で、保有資産を処分したりウォレットを統合したりする動きが広がっている。
暗号資産アナリストのアリ・マルティネス(Ali Martinez)は5月19日、Xへの投稿で、直近2カ月で1万ETH以上を保有するイーサリアムのクジラアドレス約60件が、残高を完全に空にするか統合したと明らかにした。
同氏は、数百万ドル規模のポジションを持つ大口投資家が短期間でネットワークを離れる動きについて、機関投資家の利益確定や資産の再配分を示すシグナルになり得ると分析した。
そのうえで、大口投資家は足元で流動性を活用してリスクを減らしていると指摘した。中期的な強気の確信が弱まっていることを示しているという。
マルティネス氏は、クジラアドレスの減少が最近の取引所流入の増加とも重なっていると説明した。大口保有者の資産移動と取引所への流入が同時に起きているため、短期的な売り圧力が続く可能性があるとしている。
同氏は、足元のデータでは短期的に下押し圧力がなお優勢に見えると指摘した。心理的な支持線である2000ドルの水準を非常に慎重に見ていると付け加えた。

Suehyeon Lee
shlee@bloomingbit.ioI'm reporter Suehyeon Lee, your Web3 Moderator.
