エヌビディアCEO「中国はいずれ米AIチップ輸入を認める」 H200供給再開期待が再燃
概要
- フアンCEOは、中国が最終的に米国製AIチップの輸入を容認し、中国市場は開かれるとの見通しを示した。
- トランプ大統領の中国訪問を受け、H200 AIチップの対中供給再開の可能性への市場の期待が高まっていると伝えた。
- 中国市場を約500億ドルの機会と評価した一方、エヌビディアの中国向けAIチップ売上高見通しはゼロに据え置かれていると伝えた。
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エヌビディア(NVIDIA)のジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は、中国が最終的には米国製の人工知能(AI)チップ輸入を認めるとの見通しを示した。
ブルームバーグが5月18日に報じたところによると、フアンCEOは前日のブルームバーグTVのインタビューで、「中国政府は自国市場をどこまで保護するかを決めなければならない」と語った。そのうえで、「時間がたてば市場は結局開かれると思う」と述べた。
市場では、ドナルド・トランプ米大統領の中国訪問日程にフアンCEOが直前に加わって以降、エヌビディアのAIチップの対中供給再開への期待が強まっている。
フアンCEOは今回の訪中期間中、エヌビディアのH200 AIチップの中国販売を巡って中国当局と直接協議はしなかったと説明した。一方で、両国政府関係者の対話の過程では関連する議論が交わされたことは認めた。
同氏は「トランプ大統領が中国指導部と関連する対話をした」と明らかにし、「どのような決定が出るのか期待している」と話した。
トランプ大統領もこれに先立ち、5月15日にワシントンに戻った後、「H200チップの問題は会談で議論され、何らかの進展があるかもしれない」と言及していた。
トランプ政権は2025年12月、エヌビディアのH200 AIチップの対中輸出を一部認める方向に規制を緩和した。その後、米商務省は関連する輸出許可手続きも進めた。
ただ、中国政府は半導体の自立戦略と、華為技術(ファーウェイ、Huawei)など国内企業の育成方針を理由に、実際の購入承認を先送りしているとされる。
フアンCEOはこれまで、中国市場を約500億ドル規模の機会と評価してきた。ただ、エヌビディアは2026年初め時点でも、中国向けAIチップ売上高の見通しを事実上ゼロに据え置いていることが分かっている。

Suehyeon Lee
shlee@bloomingbit.ioI'm reporter Suehyeon Lee, your Web3 Moderator.
