ビットコイン個人投資家の活動が過去最低水準に ETF移行の可能性
概要
- CryptoQuantのダークフォストは、ビットコイン市場で個人投資家のオンチェーン活動が歴史的な低水準まで落ち込んだと分析した。
- バイナンス基準でみた1BTC未満の個人投資家のBTC入金量の月間平均は約314BTCに減少し、過去のサイクルと比べても大きく低いと説明した。
- ダークフォストは、個人投資家が直接保有ではなくビットコイン現物ETFを通じた間接投資へ移った可能性があり、これは投資家構成と行動の再編を示すシグナルだと評価した。
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ビットコイン(BTC)市場で、個人投資家のオンチェーン活動が歴史的な低水準まで落ち込んでいることが分かった。
CryptoQuantの寄稿者ダークフォスト(Darkfost)は5月17日、「足元の個人投資家によるバイナンスへのBTC入金フローは、事実上、歴史的な底の水準にある」と指摘した。ビットコイン市場の構造が徐々に変化している兆候だとみている。
ダークフォストは、1BTC未満を保有する投資家を個人投資家と定義した。分析によると、バイナンスにおける個人投資家のBTC入金量の月間平均は現在、約314BTCまで減少した。
この水準は過去のサイクルと比べても大幅に低い。個人投資家の入金量は2018年に約5400BTC、2021年には約2600BTCまで増えたことがある。
今回のサイクルでも、弱気相場の局面では約1800BTC、2024年3月の最初の高値時点では約1200BTCを記録したが、その後は減少が続いた。
特に、2024年1月に約1000BTCだった個人投資家の入金量は、足元で3分の1以下の水準に縮小した。
ダークフォストは、個人投資家の市場参加が時間の経過とともに一貫して減っていると説明した。「この投資家集団は、観測可能なオンチェーン活動から徐々に姿を消しつつあるように見える」と述べた。
こうした動きの背景について、同氏はビットコイン現物上場投資信託(ETF)への移行の可能性を挙げた。
一部の投資家は市場を離れたか、ビットコインを直接保有する代わりに、現物ETFを通じた間接投資に移った可能性があるという。
そのうえで、現在の個人投資家は過去のどの時点よりも活動が低調だと強調した。これは、ビットコイン市場の進化に伴い、投資家の構成と行動様式も再編されていることを示す明確なシグナルだと付け加えた。

Suehyeon Lee
shlee@bloomingbit.ioI'm reporter Suehyeon Lee, your Web3 Moderator.
