概要
- ブラックロックがSECに、新たな トークン化ファンド 「ブラックロック・デイリー・リインベストメント・ステーブルコイン・リザーブ・ビークル」の承認を申請したと明らかにした。
- 今回のファンドは、セキュリタイズの ブロックチェーン基盤 と複数のパブリックブロックチェーン、オフチェーンの 本人確認システム を活用し、投資家の 所有権記録 と 株主名簿 を管理する。
- 第1弾のトークン化ファンド ビドル(BUIDL) の 運用資産(AUM) は約23億ドルに拡大した。これを受け、トークン化資産市場 と トークン化国債市場 の規模もそれぞれ20倍近く、急増した。
期間別予測トレンドレポート



ブラックロック(BlackRock)が米証券取引委員会(SEC)に新たなトークン化ファンドの承認を申請した。第1弾のトークン化ファンド「ビドル(BUIDL)」の大成功を追い風に、実物資産(RWA)のトークン化エコシステムの拡大を加速させる。
セキュリタイズ(Securitize)は5月15日、ブラックロックが「ブラックロック・デイリー・リインベストメント・ステーブルコイン・リザーブ・ビークル(BlackRock Daily Reinvestment Stablecoin Reserve Vehicle)」の名称で、新たなトークン化ファンドの申請書をSECに提出したと明らかにした。今回のファンドでも、ブラックロックの提携先であるセキュリタイズのブロックチェーン基盤を使う。
提出資料によると、セキュリタイズは複数のパブリックブロックチェーンとオフチェーンの本人確認システムを組み合わせ、ファンド投資家の正式な所有権記録と株主名簿を管理する。
新ファンドは、ブラックロック初のトークン化ファンドであるビドル(BUIDL)の延長線上にある。2024年3月に立ち上げたビドルは、現在の運用資産(AUM)が約23億ドルまで膨らみ、市場最大のトークン化国債ファンドとして定着した。
ビドルの成功後、トークン化資産市場全体も急拡大した。ビドル設定前日の約16億ドルだった市場規模は、現在は314億9000万ドルと20倍近くに増えた。トークン化国債市場も同じ期間に7億2100万ドルから152億9000万ドルへ膨らんだ。

Doohyun Hwang
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