米中首脳、懸案で一歩ずつ譲歩 台湾とイラン巡り双方が主張

出典
Korea Economic Daily

概要

  • 米中はホルムズ海峡の開放と、イランの核兵器保有を認めないとの原則を改めて確認したと明らかにした。
  • 両国は、米企業の中国市場への参入拡大、中国の対米投資拡大米国産農産物の購入拡大を協議したと伝えた。
  • 習近平氏は、台湾問題を不適切に処理すれば武力衝突の可能性があると警告する一方、貿易不均衡の是正への意欲も示した。

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北京で米中首脳会談と国賓晩さん会

習近平氏「台湾を誤れば衝突も、MAGAと両立可能」

トランプ氏「ホルムズ海峡の開放で合意、9月24日にホワイトハウスへ」

写真:Shutterstock
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5月14日に北京で首脳会談した米中両国は、懸案の台湾問題とイラン戦争を巡り、それぞれの立場を押し通した。中国の習近平国家主席は、米国が台湾問題を「不適切に処理」すれば、両国が武力衝突する可能性があると警告した。一方、イランによって通航が妨げられているホルムズ海峡については、「開放状態を維持すべきだ」とするドナルド・トランプ米大統領の立場に同調した。

ホワイトハウスの共同取材団によると、会談は人民大会堂で5月14日午前10時25分から約2時間15分開かれた。会談中には中国国営の新華社通信が、習氏の発言として「台湾独立」は台湾海峡の平和と根本的に両立せず、台湾海峡の平和と安定の維持は中国と米国の双方にとって最も重要な共通項だと伝えた。

ホワイトハウスは、イラン問題を巡る合意を前面に打ち出した。記者団向けの書面ブリーフィングでは、中国がホルムズ海峡の開放維持と、イランの核兵器保有を認めないとの原則を改めて確認したと説明した。あわせて、米企業の中国市場への参入拡大と、中国の対米投資拡大策が主要議題になったと明らかにした。中国側は、米国産農産物の購入拡大を通じた貿易不均衡の是正にも意欲を示したという。

新華社通信によると、両首脳はウクライナ情勢や朝鮮半島問題など主要な国際・地域懸案についても意見を交わした。習氏は「双方が一致すれば皆に利益があり、争えば皆が傷つく」と述べ、協調の必要性を訴えた。

続く晩さん会では、両首脳が友好ムードを演出した。北京の人民大会堂で開かれた国賓晩さん会で、習氏は「中米両国民はいずれも偉大な人民だ」と語り、「中華民族の偉大な復興」と「米国を再び偉大に(MAGA)」は完全に両立可能だと乾杯のあいさつで強調した。これに対しトランプ氏は「非常に前向きで生産的な対話と会談だった。いずれも米国と中国にとって良いことだ」と応じた。

トランプ氏は「習主席と彭麗媛夫人を、来る9月24日にホワイトハウスへ正式に招待できることを光栄に思う」と述べた。次の米中首脳会談は4カ月後に米ワシントンで開かれる可能性が高い。

ワシントン=イ・サンウン、北京=キム・ウンジョン特派員 selee@hankyung.com

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