概要
- 韓国産業通商資源部は、国際 原油価格 が1バレル=100ドル を下回れば、石油の 最高価格制 の解除を検討すると明らかにした。
- ヤン・ギウク室長は、国際 原油価格 が 90ドル台 まで下がり、ホルムズ海峡の情勢が安定すれば、最高価格制 は終了するとの見通しを示した。
- 産業通商資源部は、物価安定 のために導入した 最高価格制 を、戦争終結と 原油価格の安定 後に可能な限り早期に終了する方針を改めて示した。
期間別予測トレンドレポート


最高価格制の解除条件に初めて具体的に言及

韓国産業通商資源部は、国際原油価格が1バレル=100ドルを下回れば、石油の最高価格制の解除を検討する方針を明らかにした。最高価格制の所管官庁である同部が、解除条件を具体的に示したのは初めてだ。
ヤン・ギウク産業通商資源部産業資源安保室長は5月14日、政府世宗庁舎で開いた「中東情勢対応本部」の日次ブリーフィングで、ホルムズ海峡の情勢が安定し、国際原油価格の予見可能性が確保されれば、ガソリンスタンド向け供給価格が最高価格を下回る前に制度を終了するとの見通しを示した。そのうえで「予測は難しいが、国際原油価格が100ドル以下に、戦争前の水準までではなくても90ドル台まで下がる必要があるのではないか」と述べた。
中東戦争前に1バレル=60〜70ドル台で形成されていた国際原油価格は、中東戦争を受けてホルムズ海峡が封鎖された後、急騰した。5月13日時点で北海ブレント油は1バレル=105.63ドル、米国産標準油種WTIは101.02ドルで取引された。
産業通商資源部は、物価安定を目的に導入した最高価格制をできるだけ早く終了する方針を一貫して示している。キム・ジョングァン産業通商資源部長官は4月27日、記者団に対し「最高価格制は望ましい制度ではないが、原油価格を安定させる必要があり、やむを得ない状況だ」と語ったうえで、「戦争が終わり、原油価格が安定すれば、可能な限り早期に最高価格制を終了する」と強調した。ヤン室長も5月14日、「最高価格制を長期にわたって引き延ばす考えはない」と付け加えた。
パク・ジョングァン記者 pjk@hankyung.com

Korea Economic Daily
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