概要
- 米株式市場は、予想を上回る 生産者物価指数(PPI) にもかかわらず、AI関連技術株 と 半導体株 の上昇を支えに高く引けた。
- 4月の 生産者物価指数(PPI) は直近4年で最大の月間上昇幅を記録し、米連邦準備理事会(Fed) の 利下げ期待 は後退した。
- 市場では、高インフレ・高金利の可能性 と Fedの金利据え置き長期化の可能性 を過小評価すべきではないとの警告が出た。
期間別予測トレンドレポート



米株式市場は、予想を上回る生産者物価指数(PPI)の発表にもかかわらず、人工知能(AI)関連のハイテク株高に支えられ、上昇して取引を終えた。
5月13日にロイターが伝えたところによると、S&P500種株価指数とナスダック総合株価指数は取引序盤の下げを切り返し、終値で過去最高値を更新した。
とりわけ半導体株が前日の下落分を素早く埋め、相場上昇を主導した。AI関連の大型ハイテク株群「マグニフィセント・セブン(Magnificent Seven)」では、7銘柄のうち6銘柄が1.4〜3.9%上昇した。
カーソン・グループ(Carson Group)のライアン・デトリック主席市場ストラテジストは、高めのインフレ指標が出てもハイテク株の地合いはなお堅調だと指摘した。前日に弱含んだ半導体株についても、再び力強く切り返したと分析した。
もっとも、インフレへの懸念はなお根強い。米労働省によると、4月のPPIは前月比1.4%上昇し、直近4年で最大の月間上昇幅を記録した。
これを受けて、米連邦準備理事会(Fed)の利下げ期待は一段と後退した。ボストン連銀のスーザン・コリンズ総裁は、インフレ圧力が和らがなければ利上げの可能性も排除できないと述べた。
一方、ドナルド・トランプ米大統領が次期Fed議長に指名したケビン・ウォーシュ氏は5月13日、上院の承認手続きを通過した。
プラント・モラン・ファイナンシャル・アドバイザーズ(Plante Moran Financial Advisors)のジム・ベアード最高投資責任者(CIO)は、市場は長期的な高インフレ・高金利の可能性を過小評価すべきではないと警鐘を鳴らした。今回のPPIは、Fedによる政策金利の据え置き長期化の可能性を高めるシグナルだとみている。

Suehyeon Lee
shlee@bloomingbit.ioI'm reporter Suehyeon Lee, your Web3 Moderator.





