概要
- プーチン大統領の顔のむくみや外見の変化を受け、健康不安説が再び広がっていると報じた。
- 今年の戦勝記念日の軍事パレードは、ウクライナの攻撃の脅威のなかで例年より大幅に縮小され、約45分間だけ実施されたと伝えた。
- プーチン大統領はウクライナ戦争を特別軍事作戦と呼び、ロシアが勝利すると強調したと報じた。
期間別予測トレンドレポート



ロシアのプーチン大統領が、同国最大の国家行事である戦勝記念日の軍事パレードに顔のむくみが目立つ姿で現れた。これを受け、プーチン氏の健康不安説が再び広がっている。
米ニューヨーク・ポストは5月11日、プーチン大統領が5月9日にモスクワの赤の広場で開かれた第2次世界大戦の戦勝81周年記念パレードに出席した際、顔の腫れややつれたように見える様子が話題を呼んでいると報じた。
戦勝記念日は、第2次世界大戦で旧ソ連がナチス・ドイツに勝利したことを記念するロシア最大規模の国家行事だ。プーチン大統領は記念演説で軍の士気高揚を図った。ウクライナ戦争に直接言及はしなかったが、「特別軍事作戦を遂行している兵士たちは、北大西洋条約機構(NATO)全体の支援を受ける勢力と戦っている」と述べ、軍への支持を訴えた。
行事後は、プーチン大統領の外見の変化を巡る反応がSNS上で拡散した。親ウクライナ寄りの一部アカウントは、顔つきが普段と違って見えるとして健康異変の可能性を取り沙汰した。ある利用者はプーチン氏の顔について「何が起きたのか」との趣旨の投稿をした。別の利用者は、顔をしかめる表情を捉えた動画のキャプチャーを共有し、「最後のパレード」になる可能性に言及した。
プーチン大統領の健康不安説はこれまでも繰り返し浮上してきた。2022年にはロシアの独立系メディアを中心に、プーチン大統領が甲状腺関連の疾患で治療を受けたとの疑惑が報じられた。その後も公開の場での歩き方や表情、手の動きなどを巡ってさまざまな憶測が飛び交った。ロシア政府は一貫して健康不安説を否定している。プーチン大統領は今年73歳で、長期政権を維持している。
一方、今年の戦勝記念日の軍事パレードは例年より大幅に規模を縮小して実施された。ロイター通信は、ロシアがウクライナの攻撃の脅威に直面するなか、ここ数年で最も小規模な戦勝記念パレードを開いたと伝えた。英ガーディアンも、戦勝記念日はこれまでロシアが大規模な軍事装備や核ミサイルを誇示する場だったが、今年は戦車が赤の広場を通過しなかったと報じた。パレードは約45分間で終了し、例年より大幅に短かった。
パレードの開催中は、ロシア当局が警備も強化した。ニューヨーク・ポストは、モスクワでインターネット接続に支障が生じ、ネット上ではプーチン大統領が防弾車両を利用したとの主張も出たと伝えた。
プーチン大統領は今回の演説でも、ウクライナとの戦争を「特別軍事作戦」と呼び、「ロシアは勝利する」と強調した。ロシアは2022年2月にウクライナ侵攻を始めて以降、4年以上にわたり戦争を続けている。
今回の戦勝記念行事は、ウクライナでの3日間の停戦期間である5月9日から5月11日に合わせて行われた。ただ、前線では停戦期間中もドローン攻撃など双方の武力衝突が続いたと外電が報じた。ウクライナのゼレンスキー大統領は「ロシアには戦争を終わらせる意思がない」と批判した。
パク・スビン 韓経ドットコム記者 waterbean@hankyung.com

Korea Economic Daily
hankyung@bloomingbit.ioThe Korea Economic Daily Global is a digital media where latest news on Korean companies, industries, and financial markets.





