概要
- リップルが世界的な資産運用会社 ノイバーガー・バーマン と、リップル・プライムを通じて最大 2億ドル規模の融資契約 を結んだと伝えられた。
- 調達資金は、機関投資家向けの プライムブローカレッジおよびマージン取引サービスの拡大 と、株式、債券、外国為替、暗号資産 などの資産クラスにおける マージン融資の供給 に使われる予定だ。
- リップルは ヒドゥン・ロード買収(12億5000万ドル)、GTreasury買収合意(10億ドル)、5億ドルの資金調達 を通じ、プライムブローカレッジとデジタル資産事業の拡大を進めている。
期間別予測トレンドレポート



リップル(Ripple)が、米資産運用大手ノイバーガー・バーマン(Neuberger Berman)と最大2億ドルの融資契約を結んだ。調達資金は、機関投資家向けのプライムブローカレッジとマージン取引サービスの拡充に充てる。
ブルームバーグが5月11日に報じた。リップルのプライムブローカレッジ部門であるリップル・プライム(Ripple Prime)は、ノイバーガー・バーマンの専門金融部門と資産担保型融資枠の契約を締結した。
リップルは機関投資家の需要に応じて最大2億ドルを調達できるようになる。資金は株式、債券、外国為替、暗号資産など幅広い資産クラスの取引に必要なマージン融資の供給拡大に使う予定だ。
リップル・プライムのノエル・キンメル社長は「単一の仕組みと与信枠で主要な資産クラスをすべて支えることが、将来のプライム金融の方向性だ」と述べた。
プライムブローカレッジは、機関投資家に資金調達や証券貸借、カストディー(保管)などのサービスを提供する事業を指す。リップルはノンバンク型の枠組みを基盤に、外国為替市場と暗号資産市場で関連サービスを手がけている。
足元では暗号資産に友好的な政策運営を背景に、機関投資家のデジタル資産市場への参入が広がっている。これに伴い、プライムブローカレッジを巡る競争も激しさを増している。
リップルは2025年、12億5000万ドルでプライムブローカレッジ会社ヒドゥン・ロード(Hidden Road)を買収した。暗号資産業界の歴史でも最大級のM&Aの一つとされる。その後、資金管理ソフトウエア会社GTreasuryを10億ドルで買収することで合意した。
一方、リップルは2025年、フォートレス・インベストメント・グループ(Fortress Investment Group)やシタデル・セキュリティーズ(Citadel Securities)などの出資を受け、5億ドルを調達した。当時の企業価値は約400億ドルと評価された。

Minseung Kang
minriver@bloomingbit.ioBlockchain journalist | Writer of Trade Now & Altcoin Now, must-read content for investors.





