概要
- 有価証券市場上場企業の今年の営業利益予想は849兆ウォン、来年は1050兆ウォンへと上方修正され、KOSPIの10,000突破の可能性が浮上している。
- サムスン電子とSKハイニックスが来年の全体営業利益の73%%を占める見通しで、メモリー半導体のASP上昇とLTA拡大を背景に業績予想が急速に切り上がっている。
- グローバルIBは半導体のスーパーサイクルが数年続くハイパーサイクルになるとみており、JPモルガンはKOSPIの目標水準として10,000を示した。
期間別予測トレンドレポート


韓国の有価証券市場上場企業の営業利益が2026年に800兆ウォンを超え、韓国総合株価指数(KOSPI)は1万に達するとの見方が強まっている。人工知能(AI)を追い風とする半導体スーパーサイクルが数年続く「ハイパーサイクル」になるとの期待を背景に、サムスン電子とSKハイニックスの利益予想が相次ぎ上方修正されているためだ。

5月11日に金融情報会社のFnGuideが集計したところ、証券会社3社以上の業績予想がある有価証券市場上場170社の2026年の営業利益予想(連結ベース)は849兆5262億ウォン(約93兆5000億円)だった。1カ月前の676兆8813億ウォン(約74兆5000億円)に比べ25%増えた。
この170社の2027年の営業利益予想は1050兆2303億ウォン(約115兆7000億円)に達した。2026年予想を23.6%上回り、2025年の確定値271兆2698億ウォン(約29兆9000億円)に比べると287.1%増となる。
全体の利益予想を押し上げているのは、半導体大手2社のサムスン電子とSKハイニックスだ。メモリー半導体の平均販売価格(ASP)が高値警戒感をよそに上昇を続け、長期供給契約(LTA)の締結も相次ぐなか、両社の業績予想は切り上がっている。
両社の営業利益予想の合計は2026年が587兆6624億ウォン(約64兆7000億円)、2027年が768兆5790億ウォン(約84兆6000億円)となった。それぞれ全体営業利益の69%、73%を占める。
業績予想の引き上げペースがあまりに速く、足元の株価急騰にもかかわらず、バリュエーションはむしろ低下している。直近3カ月で両社合算の営業利益予想は90.4%増え、同期間の株価上昇率70.1%(サムスン電子基準)を上回った。12カ月先行の株価収益率(PER)はサムスン電子が5.8倍、SKハイニックスが5.1倍だった。
グローバル投資銀行(IB)は、半導体大手2社のスーパーサイクルが今年限りの一過性の現象ではなく、今後数年にわたってハイパーサイクルとして続くとみる。ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)は5月8日付のリポートで、サムスン電子の2028年の営業利益が3445億ドルに達すると予想した。JPモルガン(JPMorgan)は5月11日に公表した韓国株戦略リポートで「メモリー半導体のASPと出荷量は2028年までそろって上昇する」と分析し、KOSPIの目標水準として1万を示した。
5月11日のKOSPIは個人投資家の買いを受けて4.32%高の7822.24で取引を終えた。8000までは178ポイントに迫り、差は2.27%となった。
チョン・ボムジン/カン・ジンギュ記者 forward@hankyung.com

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